【Blog】レゴエデュケーションサイエンス イベント報告
お伝えしております通り、8月1日にレゴエデュケーションの新教材『Science』が発売となります。
(『Science』について、詳しくは こちら)
それに先立ち、先日、ついに子どもたちを対象とした先行体験イベントを実施いたしました!

『Science』のカリキュラムは学習指導要領に則ったものであるため、対象学年を大きく逸脱しては意味がありません。 ①小学校1・2年生 ②小学校3~6年生 ③中学生 の3つの講座を実施いたしました。
社内研修で大人を相手にした際には「面白い」「深い」「よくできている」と拍手をもらえた新教材『Science』ですが、果たして子どもたちを相手にしたとき、どういった感想が返ってくるのか……自信もありつつ、やはり初めてのことなので不安もありつつでした。
結論から言いますと、やはりレゴブロック教材は凄い。
先生も子どもたちも、非常に楽しい【授業】の時間を過ごしました!

新教材『Science』の大きな特徴として、活動が4人1組で行われることが挙げられます。基本モデルを作るのも、実験や話し合いも、導いた結論からモデルを改良するのも4人で1つの箱を使います。
正直に言うと、ここが私たちの不安要素でした。STEAM Campusはレゴスクールの時から、基本的に1人につき1箱を使用してたっぷりとした活動を実施してきました。(しかもそれでいて、子どもたちは「あれがほしい」「これが足りない」と先生たちにリクエストするのです!)
研修を受けている大人たちはパーツの奪い合いなどするはずもありません。しかし子どもたちはどうか? 喧嘩・不満・物足りなさ……そういった気持ちにさせてしまわないだろうか?
とんでもない! 3講座すべて、子どもたちにそうした様子はまったく見られませんでした。それどころか、体験を終えた子どもたちの多くが「協力して活動するのが楽しかった」と口にしたのです。初めて会う子たちですよ?
子どもたちのコラボレーション力とそれを引き出すレゴブロックの力を過小評価していたと実感いたしました。
話が矛盾するようですが、「もっとつくりたい!」という声が出た場面もありました。パーツが足りないという意味ではなく、時間についてです。カリキュラムは学校の授業に合わせた時間配分がされているので伸ばすわけにもいきません。ごめんね……しかし、それだけ【授業】に集中していた、ということです。
授業を受けた子どもから「もっと!」なんて言葉が出たら、先生も保護者さんもとっても嬉しいですね。
見ていて「これぞレゴ教材の真骨頂」と思ったのは、声をあげて笑っていた子どもたちが、次の瞬間、唐突に真顔になるのです。笑い声や話し声で満ちていた教室が、急にシンっ…と静まり返る瞬間が何度もありました。
冷めたから? そうではないことなど、手元のモデルをじっと見つめる子どもたちの目を見れば一目瞭然です。そうしてぱっと顔を輝かせたかと思うと、また笑いながら手を動かし始めるのです。
心が常に動き続けているのだから、40分なんてあっという間ですよね。
そしてそれは先生も同じだったようです。
「子どもたちと遊んで過ごしているうちに、あっという間に終わったという印象です。全然苦労してないけどいいのかな?と我に返った瞬間が何度かありました(笑)」
「授業である以上は学習指導要領に則り、知識を伝える必要もあります。ブロックを触らず、私から子どもたちに話をする時間もあったのですが、すごく反応が良かったです。頷いたり、自分の知識を引っ張り出してみたり、あるいはちょっと挑戦的なことを言ってみたり、一方的な先生からのお話ではなく会話をしているようでした。」
子どもたち以上に先生が笑っていた瞬間もありましたしね(笑)
イベント実施する側としても楽しすぎる一日だったので、長くなってしまいました。
本当はもっともっと語りたいことがありますので、興味のある方は是非是非ご連絡くださいね!!
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